2012年12月6日木曜日

それでも乾麺は美味しかったから悔しい


こんにちは、ユキですー。

最近さらに寒くなってきましたねー(´・ω・`

 

 

そういえばつい最近、スーパーで変なことに気づいたんですよ。

家のインスタント麺が切れたのでスーパーに買いに行ったら、

ちょうど値下げになっているインスタント麺がありまして。

賞味期限は近いんですけど、なんと4割引きの表示が!

喜んで買ってしまいましたよー(ノ´▽`)ノ

 


なのですが……

先日またあのスーパーに行って、

前の気分のままそのインスタント麺の通常価格を見てみたら……

 

『……えっ?
 
この間とあんま変わらないじゃん! 』

―ってなってしまったのですよ。

 

さて、どういうことかといいますと。

前回行ったとき私が見たのは、

いつもより高く設定してあった元の価格の4割引きの値段

だったんです!

 

騙された!

ずるいなぁこのスーパーって、いらいらしながら帰りました……

でも冷静に考えると騙された私も私。

あまり変わらない値段なのに、ただ違う表示のしかたに引っかかった。

店側にとってはいい商売の方法かもしれないですけどね……^^

 

「これ以上被害者を増やさないように!」ってヒカルに教えようとしたんですけど、

逆に教えてもらっちゃいました。

これは心理学のフレーミング効果なんだそう。

まさかこれも心理学の知識とは……

 

フレーミング効果とは。

論理的には同じ結果となるにも関わらず、

表現の違いによってその心理的な解釈の枠組み(フレーム)、

つまり人に与えるイメージが違ってくることなんだとか。

だから結果が同じものでも違った結論をしちゃうんだって。

 

たとえば、あるお医者さんの手術の成功率が90%だとして、

言ってることは同じでも、

『手術の死亡率は10%です』って言う方が

明らかにリスクが高いように聞こえますよね。

ほとんどの場合は。

 

また新聞やニュースの見出しなどでもよく見られます。

たとえばある事故で、

9人のうち3人が死亡』という見出しを

9人のうち1/3が死亡』という書き方にすることはないですよね。

大抵の場合は。

 

 

インスタント麺の件も

通常価格をいつもより高く表示して、

その上で大きく値引きしたら見た人がつい買いたくなるわけで。

つまりメリットを大きく、デメリットを小さくして情報を伝えるということ。

 

でもなんかちょっと怖いですよね。

うまく使えば人の意識に影響、いや操作さえすることもできちゃいそうだから……。

これから注意しなきゃなぁ。

もう二度と負けません!

 

 
<参考文献>

David G.Myers(2010). Psychology ninth edition. pp.381-382

0 件のコメント:

コメントを投稿