2012年11月13日火曜日

ツンデレ

こんにちは ヒカルです!


もうすっかり寒くなってきましたね

朝寒すぎて布団から出るのがとっても辛い今日この頃…


でもでも、ちゃんと遅刻せずに学校行ってますよ!(・ω<)


一昨日、社会心理学の授業でとても興味深いことを学んだんです


自分に対して冷たい態度を取っていた人が、

次第に好意的な態度を取るようになると、

その人物に対する好意が増すんだって!φ(`д´)メモメモ


それから、相手が自分に対して

ずっと冷たい態度を取っているよりも、

好意的な態度を示していた相手が、冷たい態度を取るようになると

その人物に対して非好意的になる傾向があるんだって!







これをアロンソンとリンダ―(1965)の研究に由来して

「ゲイン―ロス効果」って名付けられているの



でも、ゲイン―ロス効果って

いわゆるツンデレってやつだよねw(゚∀゚)




いきなりですが、私今コンビニでアルバイトしてるんです

そしてそのアルバイト先の先輩のことがちょっと気になってて…



きっかけは

私がまだアルバイトに入ったばっかりの時に、

いつもその先輩に仕事を教わってたんです。

でも、なかなか仕事を覚えられない私は

いつも怒られちゃって…(>_<)

それに、無口で淡々と仕事をこなす人だったから

先輩って怖い人で、苦手だなって思ってたんです…


でも、最近は仕事も覚えてきたからかすごく優しいし、

バイト以外のほんっとに他愛無いんだけど

話ができるまでになったんです!

それが本当にうれしくって(●^o^●)




でねっ授業を受けている時

これはゲイン-ロス効果かも?!

って気になっちゃったもんだから

図書館でゲイン-ロス効果について調べてみました



次のような実験を見つけたので紹介します(*´∀`)


シーグマン(1976)は実験参加者(実験に参加してくれる人)に

実験室に来てもらって面接を受けてもらうという実験をしました。

同じ実験室にはもう一人面接者(サクラ)がいます。


実験参加者と面接者の対話の機会を2回設け、

実験参加者の話を面接者がうなずきつつ話を聞く時と、

全くうなずかない時の2種類の条件を用意し、

下の4つの順番によって

実験参加者の面接者に対しての印象が

どのように変化するか調べました。


     「うなずきあり⇒うなずきあり」
     「うなずきなし⇒うなずきあり」
     「うなずきあり⇒うなずきなし」
     「うなずきなし⇒うなずきなし」


面接の後、実験参加者に

「面接者は人間として暖かい人柄だと思いましたか?」

と尋ねたところ

もっとも暖かいと評価されたのは、

「うなずきあり⇒うなずきあり」の条件で、


反対に、最低評価だったのは、

「うなずきあり⇒うなずきなし」の条件でした。



つまり、「うなずきなし⇒うなずきなし」条件よりも

「うなずきあり⇒うなずきなし」条件のほうが、

この人暖かいなって思わなかったということです。

ここでロス効果が認められますよね。



あと、面接者に対する評価の変化を見てみると、

この面接者は暖かい人だなぁって変化したのは、

「うなずきあり→うなずきあり」よりも、

「うなずきなし→うなずきあり」の条件

だったっていうところが重要なんだよね( ゚д゚)!!!


ここでゲイン効果が説明できるの


やっぱり効果が大きいのは

「うなずきなし⇒うなずきあり」なんだって!







日頃なんとなく感じていたことを

こうやって実験で科学的に立証する心理学って

やっぱり好きだなっ(*´ω`*)



というわけで“ツンデレ”実践してみようかな?(笑)



参考文献
岡本浩一 (1986).社会心理学ショート・ショート 実験で解く心の謎 新曜社 pp.107-116
大坊郁夫 (1998).セレクション社会心理学―14 しぐさのコミュニケーション―人は親しみをどう伝えあうか― サイエンス社 pp.177-181

0 件のコメント:

コメントを投稿