こんにちは ヒカルです!
もうすっかり寒くなってきましたね
朝寒すぎて布団から出るのがとっても辛い今日この頃…
でもでも、ちゃんと遅刻せずに学校行ってますよ!(・ω<)
一昨日、社会心理学の授業でとても興味深いことを学んだんです
自分に対して冷たい態度を取っていた人が、
次第に好意的な態度を取るようになると、
その人物に対する好意が増すんだって!φ(`д´)メモメモ…
それから、相手が自分に対して
ずっと冷たい態度を取っているよりも、
好意的な態度を示していた相手が、冷たい態度を取るようになると
その人物に対して非好意的になる傾向があるんだって!
これをアロンソンとリンダ―(1965)の研究に由来して
「ゲイン―ロス効果」って名付けられているの
でも、ゲイン―ロス効果って
いわゆるツンデレってやつだよねw(゚∀゚)
いきなりですが、私今コンビニでアルバイトしてるんです
そしてそのアルバイト先の先輩のことがちょっと気になってて…
きっかけは
私がまだアルバイトに入ったばっかりの時に、
いつもその先輩に仕事を教わってたんです。
でも、なかなか仕事を覚えられない私は
いつも怒られちゃって…(>_<)
それに、無口で淡々と仕事をこなす人だったから
先輩って怖い人で、苦手だなって思ってたんです…
でも、最近は仕事も覚えてきたからかすごく優しいし、
バイト以外のほんっとに他愛無いんだけど
話ができるまでになったんです!
それが本当にうれしくって(●^o^●)
でねっ授業を受けている時
これはゲイン-ロス効果かも?!
って気になっちゃったもんだから
図書館でゲイン-ロス効果について調べてみました
次のような実験を見つけたので紹介します(*´∀`)
シーグマン(1976)は実験参加者(実験に参加してくれる人)に
実験室に来てもらって面接を受けてもらうという実験をしました。
同じ実験室にはもう一人面接者(サクラ)がいます。
実験参加者と面接者の対話の機会を2回設け、
実験参加者の話を面接者がうなずきつつ話を聞く時と、
全くうなずかない時の2種類の条件を用意し、
下の4つの順番によって
実験参加者の面接者に対しての印象が
どのように変化するか調べました。
① 「うなずきあり⇒うなずきあり」
② 「うなずきなし⇒うなずきあり」
③ 「うなずきあり⇒うなずきなし」
④ 「うなずきなし⇒うなずきなし」
面接の後、実験参加者に
「面接者は人間として暖かい人柄だと思いましたか?」
と尋ねたところ
もっとも暖かいと評価されたのは、
「うなずきあり⇒うなずきあり」の条件で、
反対に、最低評価だったのは、
「うなずきあり⇒うなずきなし」の条件でした。
つまり、「うなずきなし⇒うなずきなし」条件よりも
「うなずきあり⇒うなずきなし」条件のほうが、
この人暖かいなって思わなかったということです。
ここでロス効果が認められますよね。
あと、面接者に対する評価の変化を見てみると、
この面接者は暖かい人だなぁって変化したのは、
「うなずきあり→うなずきあり」よりも、
「うなずきなし→うなずきあり」の条件
だったっていうところが重要なんだよね( ゚д゚)!!!
ここでゲイン効果が説明できるの
やっぱり効果が大きいのは
日頃なんとなく感じていたことを
こうやって実験で科学的に立証する心理学って
やっぱり好きだなっ(*´ω`*)
というわけで“ツンデレ”実践してみようかな?(笑)
参考文献
岡本浩一 (1986).社会心理学ショート・ショート 実験で解く心の謎 新曜社 pp.107-116
大坊郁夫 (1998).セレクション社会心理学―14 しぐさのコミュニケーション―人は親しみをどう伝えあうか― サイエンス社 pp.177-181
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