2012年11月8日木曜日

悩みはシロクマのかたち


えーと、突然ですが、

今から絶対に!
シロクマのことだけは考えないで30秒を数えてください。

いいですか、絶対に、ですよ!

 

それではよーい、スタート!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……はい、どうでしたか?

 

シロクマのことは忘れて過ごせましたか?

 

 

みなさんこんにちは!

ユキです~

話は変わりますが、私は今演劇部に入っていて、

楽しく活動させてもらってます♪

 

でもずっと演劇部にいたわけではなくて、

実は1年生の最初のほうは吹奏楽部でした。

 

中学校の時から、

吹奏楽部でオーボエをやっていたので、

高校でも続けようと思って入部したんですが、

 

思ってたイメージと部活の方針がけっこうズレてて、

先輩たちともうまくいかなかったし、結局やめちゃったんです(T_T)

 

 

やめてからしばらくは、やっぱりしんどかったです……

嫌なことは忘れよう、忘れようとするんですけど、

かえって強く意識しちゃったり(^_^;)

 

そうやって悩んでたんですけど、

ある本に解決方法が載ってました!

 

植木理恵さんの『シロクマのことだけは考えるな!』という本なんですけど、

この本によれば、

何かを忘れよう、思い出さないようにしよう、と

一生懸命になればなるほど、

それは逆効果で忘れられない原因になってしまうそうです。

この事は1987年にWegnerさんの「シロクマ実験」という実験で確かめられています。

そう、冒頭でやったような実験ですよ♪

 

ちなみに、この忘れようとするほど忘れられない現象のことを、

メンタルコントロールの皮肉過程とか、

皮肉過程理論(ironic process theory)(Wegner, 1994)

って言うみたいです。なんだか難しい響きですね。かっこいい。

 

だから、悩んだときは忘れようとするんじゃなくて、

むしろ向き合ってとことん考えたほうが、

最終的には前向きになれる、ということで、

私もそれを知ってからちゃんと向き合ってみたら、

びっくりするほど楽になりました!

 

あと本に載ってた忘れ方でオススメなのが、

つらい出来事やそのときの感情を紙の日記に詳しくつけることで、

私もやってみましたが、

しばらくやっているうちに悩んでることなんてどうでもよくなっちゃったんですよ!

 

今では完全に振り切れて楽しく学校生活を送れてます!

大好きな演劇部もあるし(^^)
 

みなさんも、もし忘れられないような悩みがあれば、

その時はつらいですけどちゃんと向きあってみて下さい、

きっとすぐポジティブになれますよ!

 

それではまた(*´▽`)/

 

 

<参考文献>

植木理恵 (2011) シロクマのことだけは考えるな! 新潮文庫 pp.3-26

 

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