こんにちは!
最近、後輩が部活をきちんとやってくれなくて困ってるユキです……(;_;)
そこで、考えたのが、「飴と鞭」作戦!!
もちろん、この言葉は聞いたことある人はたくさんいると思うけど、
辞書で意味を調べてみると
「支配や指導の方法で、甘い話や条件で譲歩する一方で、厳しく締めつけることのたとえ。」
なんだって。むずかしー。
でも簡単なハナシ、
飴をあげたら頑張れるし、鞭でうつって罰を与えるんなら、
罰を受けないように一生懸命やるってこと。
でも、実はこれ、心理学的に説明できるんだって!
「動機づけ」っていうんです。
これを説明するために、まず、1948年に行われたトールマンっていう人の実験を紹介するので、
下記の図も参照しつつ読んで下さいね。
下記の図も参照しつつ読んで下さいね。
彼はラット(ネズミよりもちょっとおっきいやつね)に迷路させたんです。
1)ご褒美に餌をあげるRグループ
2)最初はご褒美をあげなくて、10回目からあげるNR-Rグループ
3)ご褒美は全然あげないNRグループ
の、3つのグループに分けられてます。
もちろん、Rグループは早くゴールに近づこうって頑張るんだけど、
実は、NR-Rグループもやっていくにつれて「学び」を獲得していくんだそうです。
例えば、いや~な数学の授業でも、
耳から入っていくうちに(そんなにやる気がなくても)公式をなんとなく覚えるって感じ。
それを心理学的にいったら、“認知地図が成立してる”っていうらしいんだけど。
でもでも、もっと驚くことに、NR-Rグループは餌を与えるようになった瞬間、ゴールにつく時間がとっても早くなったんだって。
ってことはつまり、ご褒美を与えると、頑張れる。
動機づけってのはとっても効果があるってこと。
ちょっと難しい話になるけど、実はこれが内発的動機づけってやつなんです。
動機づけには2種類あって、
一つは、内発的動機づけ、
もう一つは、外発的動機づけっていうんですよ。
簡単に言ったら、
ご褒美とか罰とか、外から与えられるものが外発的動機づけ。
自分の内面からくるもの(例えば、あるアイドルグループがすごく好きだから、
全員の誕生日覚えてるのとかね)を内発的動機づけっていうんです。
全員の誕生日覚えてるのとかね)を内発的動機づけっていうんです。
で、今回の部活の話にもどります。
私が部員のやる気起こさせようって考えると、
圧倒的に外発的動機づけをあげるってほうが楽なんですよね。
例えば、部員の彼氏に、その子に「がんばれー」っていってもらうとか、
「演劇してるおまえが素敵だ」っていってもらうとかね。
よーし、明日も部活がんばるぞ!!
<参考文献>
山本豊(2008)学習・教育 新曜社 Pp.75
http://webclass.tsukimidai.net/contents/edu/phprint.php?prt=2_3cognitive_map.php
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